おそらく人生3度目のブログ

 

人生で3度目のブログを書こうと思った。

特になぜという理由はないが、何となく日記というものをつけたくなった。

これまでそういった類のコツコツ続けるものは、本当に続いた試しがない。

 

強いてあげるなら、高校生の時にバスの運転手の名前を乗るたびにメモしていた事くらいだ。

あの時は誰に何か言われたわけでもなく、なぜかバスの運転手の法則性を確かめたかった。言ってしまえば、バスの運転手のシフトを明らかにしてみたかった。

いつも乗るバス停は同じだったから、行きと帰り、帰りの乗り換えの分を入れて1日3回、乗った時間と運転手の名前をメモした。

確認してみると、携帯のメモアプリにまだその記録が残っていた。これによると9月の終わりから12月の半ば、3ヶ月くらいは続いたようだ。

法則性は見つからなかった。当たり前といえばそれまでだが、3ヶ月の研究の結果、バスの運転手は75人を優に越えることがわかった。

同じ運転手に乗り合わせることは少なくなかったが、この感じだと100人くらいはいるらしい。そこでもう当時は無理だと諦めたのだった。

 

思い出せる限りのもので1番続いたのが3ヶ月とは、自分でも飽き性なのを実感せざるを得ない。

 

ふと気づいた。いきなりこんなに書いてしまっては、このブログもまるでアルミニウムの薄い板のように、真っ白く一瞬で燃え尽きてしまうのでは。

なるほど、自分はこんなにも文章を書きたかったのかと気付かされた。このままいけば明日はきっと、

 

「昨日こんなことを書いたから同じくらい書いてやるぞ」

 

と、息巻いているだろう。

そしてそこから先は、

 

「昨日と同じ」

「一昨日と同じ」

「3日前と同じ…ところで3日前はどうやって表すのだろう?」

 

なんてことになるのだ。

絵に描いたような竜頭蛇尾ガリバートンネルも真っ青だ。

 

なにを書きたかったのか忘れかけていたが、日々感動したものや、見たもの、聴いたものを記録しておきたかったのだった。

自分を作ったものが何なのか。忘れてしまっては、自分を忘れたも同然な気がするのだ。

 

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『メッセージ』

これは邦題で、原題は『Arrival』そのまた原題は『あなたの人生の物語』これは小説が原作となった映画なのだ。

以前本屋でこの本を見かけた。新品で本を買うことはほぼないので、帯とタイトルを見て面白そうだと思っていた。帯に映画化されているとあったので、今回帰省したタイミングで観ることにした。(帰省中はレンタル代を出してもらえるから新作でも気兼ねなし。)

 

あらすじをここで書いてしまうと、もし何年か経ってこのブログを読み返している時に、また観たくなったら困るのであえて書かない。

感想としては、中々面白かった。SFだが、特に難しい内容でもなく、ただただ伏線の回収で納得していた感じだった。

未来は変えられないのか、と思ったが、変えるのも野暮なのかもしれない、と思った。映像の展開は見事で、まんまと監督の意図する見方をさせられていた感じがした。

観終わった後で考察を見るのが常なのだが、観てそうだとは思っていたがやはり小島秀夫監督はこの映画を観ていた。SFなら全部観ていそうな気すらしてくる。

 

なんだか思ったことを書きまくっていると終わりが見えてこない。

思考していることを全て書いてしまいそうで、このままだと誰とも会話することがなくなってしまいそうだ。

ということで今日はここまでにしておこう。今回は1600字を超えてしまった。

明日からは時間か、文字数に制限を掛けよう。

 

2018/01/10/17:18

 

(この携帯は10分進んでいる。)